体験版フロッピーを Ghidra で解析して C に書き直しているところです。
R を押すか、左パネルの一番上の GO アイコンを押すと、解析できたぶんの
ゲームロジック(土地の成長・領土の拡張・ユニットの生産・城の徴税・戦闘)が
動きます。自分の勢力のユニットをクリックして選び、行き先をクリックすると
歩きます。行き先の地形によって命令が変わり、原作の「升に対して働く」4つの
命令がそのまま出ます —
水・岩なら橋を架ける(state 7、水深1につき30、岩は2)、
森なら伐り開いて更地に(state 9、無料)、
橋や道なら壊して岩に戻す(state 10、無料。上に誰か乗っていれば道連れ)、
魔物の巣なら潰す(state 11、無料)。
どれも岸(隣の升)まで歩いてからそこで働きます。原作も同じで、命令を出した
直後に sub_c2e7 が経路を1歩だけ削っています。
B_014(渦巻きのマップ)は水で通路が切れているので、橋なしでは何も進みません。
自動で動く国は水には橋を架けません — 命令7の候補として選ぶのは岩だけで、
水は候補に入っていない(原作の sub_bb70)。だから水で分断されたマップは
いくら回しても接触しません。これは移植の不足ではなく原作の仕様です。
国は滅びるところまで行きます。王を倒すと倒した側が跡目を継ぎ、国庫と土地と
兵をそのまま引き取り、城の3×3は更地に戻る。B_051 は誰も操作しなくても
4786 tick で1国の単独勝利まで進みます。
操作はすべて画面の中で完結します。
パネルの命令はゲーム自身の画面にダイアログを開き、行き先を決めたあとには
原作と同じように命令の選択メニューが出ます。
日本語で表示されます。原作の漢字は PC-98 本体のフォントROM側にあって
ディスクには入っていないので、代わりに東雲フォント(パブリックドメイン、
改変・他フォーマットへの変換・組み込み・再配布が明示的に許可されている)から
同じ配置の画像を作って同梱しました。実機から吸い出した font.rom を
下の欄で選べばそちらの字形に切り替わります(ブラウザ内で読むだけで、どこにも
送信しません)。半角はディスク自身のフォント C_MOJI.DAT
(8×16 の1bpp、256字)も持っています。
キーボードだけで遊べます — 矢印でカーソル、スペースで決定、Backspace で取消。
Esc か Backspace で左パネルに入り、そこでも矢印と決定で操作します。
原作もこの2ボタン方式で、マウスには対応していません(実行像にマウスのI/Oポートが
一つも現れない)。
上から GO・VIEW(自由スクロール)・税率・情報・速度・拡大縮小・同盟・EDIT、
下段が LOAD / MAP / SAVE / FORM / CRT・LCD / DRIVE です。
暗く描かれているものはまだ移植していない命令で、これは原作が
「使えない命令を暗いアイコンに差し替える」やり方をそのまま使っています
(その暗い絵は WAKU 画像のマップ窓の中に置かれていて、
最初のマップを描いた瞬間に消えるところに入っています)。
ソース
FM0nn.DAT を FM 3ch + SSG 3ch で、効果音は原作が sub_0d12 に積む要求(0x06 受理 / 0x04 拒否 / 0x07 実行不能 / 0x03 滅亡 / 0x0f 終了)を拾って DS:0x35e2 の列を鳴らします。効果音は原作どおり曲から SSG の 1 チャンネルを借りて、終わったら返します。断られたのか未実装なのかが音で分かります
マウスアイコンや升を直接クリックしても同じことができます。
原作にマウスは無いので、これはこの移植の足しものです