C: ドライブの中身。図面の出し入れはここから
使いかた
起動すると C:\JWCAD\JW_CADV.EXE が立ち上がります。
図面は C: ドライブ(ブラウザの IndexedDB)に保存され、リロードしても残ります。
上の一覧から 取り出す で .JWC を手元にダウンロードでき、
ファイルを入れる で手元の図面を持ち込めます。
マウス
マウスは掴みません。カーソルはそのままポインタに追従するので、 画面と上の入力欄を自由に行き来できます。 右クリックもそのまま JW_CAD に渡ります(ブラウザのメニューは出ません)。 画面の上ではブラウザのポインタを隠しています。出ているのは JW_CAD 自身が 描いているカーソルだけです。画面から外に出せばポインタは戻ります。
キー操作
| Ctrl+F10 | マウスの掴み/解放 |
| Alt | JW_CAD の GRPH |
| End | JW_CAD の HELP |
| Home | JW_CAD の HOME/CLR |
日本語入力 — 文字を書き込む手順
- 右メニューの 文 字(キーは A)を選ぶ
- 図面上の書きたい位置をクリックする
- 画面の上に 文字列入力 と緑のカーソルが出る
- Ctrl+Space を押す。画面の下に入力欄が開くので、 いつもの IME で日本語を打って Enter
- 入力欄が閉じてキー操作が JW_CAD に戻る。文字列が 文字列入力 に 入っているので、Enter で確定して置く位置をクリック
入力欄は画面の上に重ねて出るので、目もマウスも動かさずに済みます。 Esc で何も送らずに閉じられます。
かな漢字変換はブラウザの IME が行います。DOS 側の FEP は要りません。 確定した文字列が Shift_JIS に変換され、JW_CAD のキーボードバッファへ直接送られます。 JW_CAD の画面に直接タイプしても日本語にはなりません(DOS 側に FEP がないため)。
DOSBox-X はもともと、ホストの IME で打った文字をゲストのコードページに変換して
キーボードバッファへ積む経路を持っています(FEP が変換確定文字を渡すのと同じ仕組み)。
ただしその処理は Windows / X11 / macOS 用の #if の中にあり、
Emscripten ビルドでは丸ごと消えています。そこで最後の一段だけを
dosbox_x_type_bytes として外に出し、ページから呼んでいます。
図面を PNG / SVG / PDF で取り出す
JW_CAD のプロッタ出力を受け取って PNG / SVG / PDF に変換します。線・円弧・点のほか、SVG と PDF では 文字は文字のまま入るので、検索もコピーもできます。 PDF の日本語は標準の CJK エンコーディングを使うので、フォントを埋め込まずに済みます。PNG は用紙の長辺のピクセル数を選べます(A1 なら 2400px でおよそ 72dpi)。 大きくすると読みやすくなりますが、書き出しに時間がかかります。
JW_CAD 側の手順です。いちばんつまずくところを先に書きます。
上部のバーに (L) (R) と書かれている項目は、
バーではなく作図領域(黒いところ)を左/右クリックして選びます。
数字キーでは選べません。
プリンタポート経由(おすすめ)
ファイル名を聞かれないぶん手数が少なくて済みます。
- 入出力(左メニュー、q)→ 2 プロッタ
- 上部に
2)プリンタポート出力(R)と出るので、 作図領域を右クリック - 一覧から
WASM.JWPを選び、もう一度クリックして確定 - 設定画面(
1)確定(L))→ 作図領域を左クリック - 作図開始(
1) 実行(L))→ 作図領域を左クリック - 上の PNG / SVG / PDF を押す
出力は C:\PLOT.PRN に固定です。下のファイル一覧に現れていれば
成功しています。
ファイル出力
出力ごとに名前を付けられるので、複数の図面を区別したいときはこちら。
- 入出力(q)→ 2 プロッタ
- 3 ファイル出力
- 一覧から
WASM.JWPを選び、もう一度クリックして確定 - 「出力ファイル名 ?」に名前を入れて Enter
- 設定画面 → 作図領域を左クリック(確定)
- 作図開始 → 作図領域を左クリック(実行)
- 上の PNG / SVG / PDF を押す
どちらで出しても、変換ボタンは C: にあるいちばん新しい
プロッタ出力を拾います。うまくいかないときは、変換後の状態表示に
出る「出力の中身」を見てください。M 移動 / D 線 /
C 円弧 / A 半角 / K 全角 の件数です。
ここが空なら、手順のどこかで出力されていません。
WASM.JWP はこのページが用意しているプロッタ設定ファイルです。
実在のプロッタ用ではなく、変換しやすい形で書き出させるためのものです。
これは何か
DOSBox-X を WebAssembly に
ビルドし、DOS/V エミュレーション(dosv=jp)を有効にしたものです。
JW_CAD の DOS/V 版は VGA 640×480 のグラフィックス画面に直接描画し、
漢字は DOS/V のフォント API 経由で取得します。DOSBox-X は内蔵フォントで
これを賄うので、実機の DOS/V は要りません。
JW_CAD 本体は配布条件に従い、配布書庫 jwcv222h.lzh を無改変のまま同梱し、
ブラウザ側で展開しています。同梱物と出典は
NOTICE.md を見てください。